基本的なベースメイクとはどうすればよいのか、どんなアイテムを使えばいいのか、悩んでいる方も多いと思います。

ベースメイクは、特に重要な部分で、厚塗りし過ぎてしまうと、けばけばしい雰囲気になって老けて見えたり、化粧崩れしやすくなったりします。

しかし、薄いと、毛穴やシミなどをカバーしきれないのでは?と不安に思ってしまいますよね。

そこで今回は、「気になる部分をきちんとカバーしつつも、全体の印象はナチュラル感を大切にする」、きれいに仕上がる方法をご紹介します。

 

基本的な手順をマスターすれば、きれいな肌を演出することができます。

今日から使えるアイテムの選び方や、ナチュラルに見せるメイク術を参考にしてみてください。

メイク(下地)のアイテムの選び方

ベースメイクの基本的なアイテムは、「化粧下地」「ファンデーション」「フェイスパウダー」の3つです。

それぞれの役割を見ていきましょう。

 

①化粧下地

最近は下地がいらないBBクリームなどもあり、ファンデーションと一体型のものも多く流通していて、時短になるからと、下地を使わない方も多いと思います。

そもそも「化粧下地って何?」と思いますよね。

 

主な役割は以下の6つです。

・ファンデーションのノリを良くする

・毛穴の凹凸やシミ、くすみをカバーする

・毛穴の余分な皮脂を抑えてテカリを防止

・皮脂を抑えて化粧崩れを防ぐ

・商品によってはコントロールカラーとして肌色を調整できる

・紫外線や乾燥といった外的刺激から肌を保護してくれる

 

肌の凹凸や毛穴をカバーし、肌をなめらかに整え、ファンデーションの「のり」や「もち」をよくしてくれるアイテムという事です。

ファンデーションは顔料を使って外見をきれいに見せる為にあり、化粧下地はお肌を外からのダメージから守る役割があります。

化粧下地をつけてからファンデーションをするほうがお肌にとっても良いだと覚えておきましょう。

 

☆選び方のコツ

言うまでもなく、自分の肌に合ったものを選ぶことが大切です。

そのため、アイテム選びはとても重要です。

乾燥しやすい人は、保湿ができるしっとりタイプのもの、テカリやすい人はさらっとした使用感のものがおすすめです。

 

また、色つきのものを選ぶ場合は、自分の肌になじむ色・カバーしたい自分の肌の悩みにあったものを選ぶことがポイントです。

 

ブルーベース、イエローベースの肌という言葉を最近耳にすることが多いと思いますが、自分にあったパーソナルカラーでメイクしましょうという流れになっています。

そのカラーは生まれ持った肌や雰囲気に調和し、その人によく似合う色のこと。

 

■手のひらでパーソナルカラーをチェック

イエローベースかブルーベースかを診断する方法の一つが、手を使ったチェック。

手のひらを自分の方に向けたときに、黄色かオレンジの場合はイエローベース、ピンクやローズの場合はブルーベースです。

 

判断が出来たら、イエローベースの方のベースメイクカラーは、オークル系・ベージュオークル系の化粧下地やファンデーションがおすすめです。

黄みがかったイエローベースの肌には、自然なベージュ系のカラーを使用すると肌になじみやすく、首との差が出にくくなります。

 

ブルーベースの方のベースメイクカラーは、ピンクオークル系の化粧下地やファンデーションがおすすめです。

ブルーベースの肌は、青みが強いので、ピンク系を使用することによって血色感が生まれ、肌になじみます。

 

自分の肌と極端に異なる色を選んでしまうと、顔だけ浮いて見えてしまう原因になることがあります。

肌色と合わせて自然に見えるものを選ぶと良いでしょう。

 

②ファンデーション

化粧下地の上に塗り、肌の色のムラを整えて肌の悩みを隠し、肌をより美しく見せると同時に、紫外線や外部の影響から肌を守るアイテムです。

 

ファンデーションには、いろいろなタイプがあり、手軽でさらっとした「パウダータイプ」ではマシュマロのようなベビーフェイスに仕上がります。

固形ファンデーションは、化粧直しにも便利で、初心者、テカリやすい方、軽めのメイクで済ましたい方、時間がなくて素早く仕上げたい方におすすめです。

 

自然なみずみずしいツヤ肌に仕上げる「リキッドタイプ」に関しては、肌の乾燥が気になる方におすすめです。

クリームタイプなどの、液状ファンデーションは、しっかり肌悩みをカバーし、保湿してくれますので好みや悩みに合わせてセレクトしてください。

 

ファンデーションの色を選ぶときは、フェイスラインに2~3色をのせて、首と顔のどちらにも近く、自分の素肌になじむ色を選びましょう。

首の色と差があると違和感を感じ老けて見えますので注意です。

 

③フェイスパウダー

フェイスパウダーには、固形状の「プレストタイプ」、粉状の「ルースタイプ」があり、形状や使用方法は異なりますが、フェイスパウダーとしての働きは、基本的に同じです。

使用するシーンに合わせて使い分けるのがおすすめです。

 

メイク(下地)のやり方

■パウダーファンデーションの手順は次の通り

化粧下地→パウダーファンデーション

 

■リキッドファンデーション、クリームファンデーションの手順は次の通り

化粧下地→リキッドファンデーションorクリームファンデーション→フェイスパウダー

化粧下地はパール粒大が目安です。

指の腹を使って顔全体に塗りますが、むらをなくすためにスポンジで最後にぼかします。

 

[塗り方]

①化粧下地を両頬・額・鼻・顎の5か所に一旦置きます。

面積の広めの頬は少し多めにのせ、ニキビの出来やすい、皮脂の多い額や鼻は少なめにします。

 

②顔の中心から外側に向かってのばしていく

そしてて薄くなるようにのばします。鼻は鼻筋に沿って上から下へなじませるようにします。

 

③細かい部分

目元、口元などのよく動く部分は、指先に残った少量の化粧下地で薄く伸ばしながら仕上げます。

 

④スポンジで顔全体をなじませる

指だけだとムラ予防に、軽くたたきこむようなイメージで、スポンジでポンポンとたたきながら塗りこみます。

 

⑤ファンデーションを塗る

パウダータイプ:スポンジを使用して塗ります。

スポンジは量を調節がしやすいので、しっかりとカバーしたい場合にも厚塗りにならず、ナチュラルに仕上げやすく、初心者におすすめです。

1回分はスポンジの3分の1くらいが目安で、片頬ずつ、スポンジに取って塗ります。すべらせて、なでるようにつけましょう。

 

リキッドタイプ:手の甲に適量を出します。

そして指でなじませます。

他の注意事項は一緒です。

 

⑥ファンデーションを額や鼻に塗る

皮脂が多めの額や鼻にはファンデーションは頬よりも少なめの量を塗り、小鼻はくるくると小さな円を描くようにしてつけると毛穴をカバーしやすくなります。

 

⑦ファンデーションを目まわり・口まわりを塗る

目まわり・口まわりは良く動く部分でファンデーションがヨレやすいので、ここでもファンデーションを付け足す必要はありません。

 

⑧フェイスラインをぼかしてなじませる

忘れがちなフェイスラインと首のなじませですが、顔と首の色に差がでないようにトントンと、ぼかして仕上げましょう。

 

⑨フェイスパウダーを塗って完成

パフにパウダーをとり、パフ全体にまんべんなくパウダーがなじむように手の甲で調節します。

そしてファンデーションと同じように、両頬・額・鼻・口まわり・フェイスラインの順につけていきましょう。

 

メイク(下地)のやり方とアイテムの選び方は?~まとめ~

「ベースメイクを制すものはメイクを制す」といっても過言ではないかもしれません。

今回ベースメイクの道具の選び方、下地のやり方についてご紹介しましたが、参考になりましたか?

 

ベースメイクをよりきれいにするために、スキンケアをしっかり行い、自分に合った化粧道具、適量、カラーベースを知ってこそベースメイクがきれいに仕上がる事がわかりましたね。

 

ベースメイクの基本アイテム「化粧下地」「ファンデーション」「フェイスパウダー」の3つをきちんと自分に合ったアイテムを使用することで、美しくナチュラルな肌を手に入れる事ができます。

 

明日から実践していき、自分できれいなベースメイクができるように練習してみましょう。

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この記事を書いた人

ゆーま
美容好きの30代です。
オールインワンジェルが好きで肌の手入れは欠かしません。
ファッションが若めなので、年相応にしたいと思う今日この頃です。