40代になったころから、右側だけにシミが2つほどできました。
薄かったので、何とかしようと思い、基礎化粧品をシミ専用のものに変えてみることにしたのです。
そんな私のシミ対策です。
基礎化粧品でシミ対策
私が購入した基礎化粧品は今まで使っていたものよりも少し高めでしたが、シミが消えるならばと3か月ほど使ってみました。
使った感想は、肌はツルツルになったけれどもシミはとれませんでした。やはり基礎化粧品ではできてしまったシミはとれないようです。
そこで、病院へ行ってみました。皮膚科ではハイドロキノン配合の薬をいただき、それをつけてみました。
ハイドロキノンは強い成分なのか、肌につけると赤くなりました。
病院の先生から、シミのところだけに塗るようにして、シミの部分からはみ出さないようにと言われました。
これを毎日、夜に塗り、朝は塗った部分は日焼けしやすいということでしたので、厚めに日焼け止めを塗った上からメイクしました。
これはよく効いて徐々にシミが薄くなってきました。
ハイドロキノンはシミ取り剤ともいわれているようですが、肌を漂泊してくれるんだなと思いました。
これはもらった薬がなくなった時点でやめてしまいました。
結局、薄くはなりましたが、シミがここにあるというのはわかります。
完全にはよくならず、また病院へ行くのが面倒くさくなり、やめてしまいました。
また、もとのような生活に戻って、40代の半ばを迎えました。
そうすると、今ままで薄かった2つのシミがどんどん濃くなり、そして新たに3つも小さなシミができたのです。
どれも全部顔の右側です。なぜ右側に集中しているのか、とても疑問です。
重曹でシミの対策!?効果はあるのか
このままではシミだらけになってしまうと思い、また対策をとることにしました。
どうしようか悩んでいると、友達が、やったことはないけれど重曹でシミがとれるらしいという話をしてくれました。
重曹といえば掃除で使われるものです。
それで顔のシミがとれるのかと、とても気になりました。
インターネットで調べてみると、実際にやった方々がいらっしゃいました。
どれもシミが薄くなったとか、シミがぼろっととれたというものです。
重曹は安いですし、こんなに簡単な方法でシミをとることができるのならと思い、早速やってみることにしました。
準備するのは重曹とひまし油です。
ひまし油は1本700円ぐらいで売っていたので、それを購入しました。
重曹とひまし油を1対2ぐらいの割合で混ぜ合わせます。
それをシミの部分に塗るのです。
目の下のところが割と大きめだったので、それに塗ってみました。
塗った瞬間からヒリヒリとしました。
これを塗って、上からコットンや絆創膏などでふたをして寝ることにしました。
朝になるとシミの部分が真っ赤になっています。
コンシーラーで何とか目立たないようにしました。
この方法を1週間やってみました。
大体3日目ぐらいからシミがどんどん濃くなって茶色になりました。
かえってひどくなっているのではという感じですが、これでいいようです。
そうして、6日目ぐらいで茶色いシミの皮がカサカサになってきました。
そして、8日目でその茶色いシミがぼろっとはがれたのです。
大きくはがれた皮の下には、うっすらとピンクになった新しい皮がありました。
今ままでがものすごい茶色だったので、シミがきれいにとれたように感じました。
ですが、3日ぐらい経って、新しい皮の部分が肌色になった時に見てみると、この方法を試す前のシミより若干薄くなったかなという程度でした。
1週間、コンシーラーでは隠し切れないような茶色のシミになってしまったリスクを考えると、やらないほうがよかったのかもしれません。
重曹でシミをとる方法は、私には失敗でした。
今も相変わらず右側だけにシミが5つあります。
これをどうやって薄くしていこうか、今考え中です。
年齢を重ねていくと、もっとシミが増えてきそうで怖い感じがします。
子供の頃から乾燥肌だった私
ちなみに私は子供のころから乾燥肌です。
家族も肌が乾燥気味なので遺伝です。
子供の頃からお風呂上りにはクリームを塗らないと手足が乾燥しました。
それでもまだ若い頃はスキンケアをすれば乾燥がひどくなることはありませんでした。
少し乾燥気味だな、そう感じたら就寝前にフェイスパックをすれば翌朝は肌の調子は元どおりになっていました。
しかし、30代後半になってからは手が抜けなくなりました。
フェイスケアを怠った翌日はすぐに肌が乾燥します。
冬に乾燥した部屋に長時間いたり、外出で肌がかさかさになったときには目じりのしわがいつもよりくっきりでるので憂鬱です。
30代前半までは保湿をすれば乾燥でできた目じりのしわは収まりました。
でも今はしわが常にでていて本数が増えています。
乾燥したらより一層くっきりと目じりのしわが目立ちます。
フェイスパックで目を覆うタイプのものを使用しても効果はありません。
いつも使用している乾燥肌用のローションや乳液を塗るときは目じりに多めに塗るようにしていますが、それでも効果はあらわれません。
40代の目元のしわにアイクリームを塗ってみたけど
そこで専用のアイクリームを購入しました。
乾燥による目元のしわに効果がありそうな商品をインターネットで探して購入しました。
自宅にとどいてワクワクしながら開封。
入浴後、いつもどおりのフェイスケアの後に、さっそくアイクリームを使用しました。
効果がでるか試したかったので、一回目はアイクリームを片方の目じりにだけ塗りました。
普段使用している化粧品よりねっとりとしていて油っぽいこってりとした使い心地でした。
ヴァセリンのような使用感に近いと思います。
アイクリームを塗った目元は油っぽくひかっていました。
指についたクリームを落とそうと水で洗っても落ちず、ティッシュでふき取りました。
このべたべた感が効果がありそうと期待して就寝。翌朝、洗顔後に左右の目じりを比べると、アイクリームを塗った方の目じりの方が肌がすべすべしているような感じがしました。
「これは効果がありそう」と嬉しくなり、その晩からは毎日入浴後に両方の目じりにたっぷりとアイクリームを塗るようにしました。
使用しだした頃はその効果に感激しました。
塗るたびに目じりのはりがよみがえるような感じがしました。
濃くくっきりとしたしわはそのままでしたが、細かいしわは気持ち薄くなっていくようでした。
アイクリームで赤みが
しかし、使用してから半月ほど経過したころに、肌に異常がでてきました。
アイクリームを塗っている部分が荒れてきたのです。
目じりがかさかさになりました。
最初は乾燥が原因でかさかさになったと思い、アイクリームの使用量を増やしました。
それでも乾燥は悪化していきました。
乾燥した皮膚が浮き上がってフケのようになり、軽くこするとぽろぽろと落ちてきます。
皮膚が落ちた部分は赤くなっています。
洗顔したり化粧水や乳液を塗ると目じりの荒れた部分がひりひりします。
「このままだと目元のしわがますます増える」と恐怖を感じ、慌てて皮膚科へいきました。
使用していたアイクリームやそれ以外の化粧品も持っていきました。
医師の説明によると、アイクリームの成分が強すぎたのでは、と言われました。
私は乾燥肌であり敏感肌でもあります。
乾燥のケアのために強すぎる化粧品を使うとただれの原因になるので、化粧品は敏感肌用に変更するように言われました。
塗り薬を処方され、数日塗りました。
病院で処方された薬のおかげで目じりの荒れはキレイに治りました。
それ以降は効果がありそうでも成分が強そうな化粧品の使用は控えるようにしています。
すべて敏感肌用の化粧品に変えました。
乾燥肌用のこってりした化粧品は今は使っていませんが、敏感肌用に変えてからは乾燥が以前よりは良くなりました。
いまも目じりのしわは気になりますが、ただれてさらにしわが深くなることが怖いので特別なことはしていません。
「女はしわの数だけきれいになる」と自分に言い聞かせて増えていくしわを諦めています。
肌の乾燥にはきちんとした対処法が必要です。